3 日前活動報告いったいどうしたらよいの?:ホームページHomeを利用者様ご要望中心の記載に変更1年あまりくりにっくでの診療をさせていただく中で、放射線腫瘍医だった私がお役に立てるであろう「どんな治療?」「どんな方針?」ということを相談にこられる方が多いのでは、と当初は勝手に思っておりました。 医者としての自分の気持ちを優先してしまったような文章でした。 が、しかし。...
6 日前読書感想腎臓がん多発転移から10年半(1):「医師が知らない余命を延ばすがん養生生活」 シャムレッフェル・レックス著 三交社久しぶりのくりにっく叢書紹介は、がん医療とはなんぞや的なことをいろいろな側面から学ばせていただいた故シャムレッフェル・レックスさんの自叙伝的な書籍です。ご紹介せねばと思いつつ、私の踏ん切りもつかず筆が進まない時間が数ヶ月続いてしまいました。...
2021年12月6日がん診療日本のがん医療に必要なのは「スーパードクター」ではなく「がんの総合診療医」先日、あるSNSの投稿で2018年6月22日の朝日新聞GLOBEさんの記事『逸見政孝さんを執刀した「ゴッドハンド」が最後に頼った医者』をたまたま目にしたら、とても共感を覚える記載がありました。東京女子医大の林和彦先生が、現在そして今後のがん治療医のあり方について、示唆に富む...
2021年10月11日がん診療保険診療と先進医療と自由診療とがんコーディネートくりにっくでは、「全額自己負担の自由診療となります。今の所、保険診療は行っていません」と、ホームページ診療案内のところで最初にご説明させていただいています。 そこで今回のブログは、日本の保険診療などの現行ルールを話題にしたいと思います。...
2021年10月9日がん診療「良くなれば何でもあり」ではありますが大学病院やがん拠点病院をはじめとする西洋医学系のお医者さんたちは、診療ガイドラインなどに掲載されたちょっと昔に証明された根拠ある標準的ながん治療をベストと説明し(もちろんこれは基本でとても大事)、承認された保険診療(あるいは臨床試験)以外のがん療法や考え方を否定される方が少...