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チャレンジ大成功!東北乳腺まるごと勉強会 特別講演レポート
10月25日、仙台徳洲会病院で開催された東北乳腺まるごと勉強会(みちのくこまち)で、特別講演を担当しました。
テーマは『むくみや不調に寄り添う乳がん治療後のケア』。
リンパ浮腫の現状、緩和的放射線治療の意義、そして最大の挑戦として『こころとスピリチュアルのケア』についてお話ししました。
医療者がこころに踏み込み、患者さんの生き方をどう支えるか。
講演は大きな反響を呼び、アンケートでは「とても良かった」が7割を超える結果に。
多職種の仲間と語り合うなかで、病気を治すだけではなく、その人の生き方に寄り添う医療の大切さを改めて実感しました。
キャンサーコンパスクリニックは、今後も『からだとこころ』を支える医療を地域から発信していきます。
11月7日


AI時代だからこそ、血の通う医療を届けたい 〜効率化の先にある、医師にしかできない「割に合わない時間」の価値〜
先日、ある若手の放射線腫瘍医がこんなことを心配していました。 「今後、生成AIが発展して治療計画の自動化などが進歩したら、僕たち放射線腫瘍医の立場ってやばくないですか?」 たしかに、AIの進歩はすごいスピードです。画像から腫瘍を自動で認識し、数分で最適な治療計画を作り上げる。そんな時代がもう目の前にあります。私たちが何時間もかけてやってきた仕事が、AIに置き換わっていく。その不安、私もよく分かります。 でも、私は彼にこう返答しました。 「治療計画だけしたい方々にはやばいかもですが、放射線腫瘍医にとっては良いことだと思います。」 1. AIが奪うのは「仕事」ではなく「時間の制約」 これまで私たち医師は、膨大な時間を治療計画や書類作成などに使ってきました。 以下、医師が時間を奪われていた従来業務の一例です。 午前中に外来予約診察患者さんがたくさんいるなか、当日の飛び入り新患も入り、お昼休みもろくにとれないまま、その日までに準備しなければならない放射線治療計画を、夕方の会議の時間に間に合うように限られた時間で作成。 外来患者さんと話せるのは、わずか
10月30日


自宅に来てくれる未来の放射線治療!?
遠方通院の負担は、高齢の方や体の弱った方にとって想像以上に大きな苦痛です。この課題を解決するのが「移動式放射線治療車」。
治療装置の小型化と、IMRTなどの治療回数短縮技術が進んだ今、移動式治療車が週に一度、地域の診療所や公民館に巡回する未来が現実味を帯びています。
災害時の治療継続や、在宅での緩和ケアといった応用例、そして遠隔連携を可能にするオンライン診療の役割を詳しく解説。
まもなく公開の特別編予告:AIが進化する時代に、技術が奪えない「血の通う医療」とは何か?院長の哲学をお届けします。
10月18日


「動かないで」はもう古い?未来の放射線治療は『優しさ』が基準に
今回のテーマは、「動かないで」はもう古い?未来の放射線治療は『優しさ』が基準に。
現在の放射線治療で患者さんが感じる「苦痛」に焦点を当て、その苦痛をゼロにするための技術的な進歩をご紹介します。
長年、放射線腫瘍医として「苦痛を和らげる治療が、別の苦痛を生んでいるのはおかしい」と向き合ってきた院長のライフワークとも言えるテーマです。
ブログでは、体をベルトで固定する必要がなくなる「体の輪郭を自動で認識する技術」や、横になるのが困難な方でも受けられる「立位での治療」といった、患者さん主体の発想の転換を解説します。
さらに、数分かかる治療がわずか1秒以下で終わるという、注目の革新的な研究技術「FLASH放射線治療」の驚くべき効果(正常組織への障害が極めて少ない)と、実用化への課題まで深く掘り下げます。
技術のための技術ではなく、「常に患者さんの苦痛を少しでも和らげること」こそが大切だと考える私たちと一緒に、希望に満ちた未来の放射線治療室をイメージしてください。
10月10日


東北が世界の医療を変える!?世界最先端技術が集結する「奇跡の地」
放射線治療は日々進歩を続けています。私自身も、「これから放射線治療はどう進化するんだろう?」とワクワクしています。 そこで今回から3回シリーズで、私が日々の診療や研究のなかで思い描いている放射線治療の未来の姿を、わかりやすくお伝えします。第1回は、なぜ東北が注目されている...
10月4日


伴走型のがんコンシェルジュドクター ―― セカンドオピニオンのその先へ
最近『コンシェルジュドクター』という言葉を耳にする機会が増えてきました。アメリカではすでに広がっている医療のスタイルで、日本でも少しずつ取り入れられています。 では、コンシェルジュドクターとは何か。そして、キャンサーコンパスクリニックが目指している姿はどんなものか――今回...
9月5日


ハルンカップで叱られた
ハルンカップってごぞんじですか? ハルンとはドイツ語Harnのことで尿(おしっこ)を意味します。つまり尿検査の時に一時的におしっこを貯める容器のこと。普通の使用法はそうです。百均ショップなどではおもしろ擬似検尿コップも販売されているようですが…...
1月25日


「誰にでもできる」南東北渡邉一夫理事長
今日は、わたしが開業前に勤務していた福島県郡山市にある南東北がん陽子線治療センターで出会った、わたしに今の開業を決意させてくださった方々とのエピソードをご紹介させてください。 最初のエピソードをお伝えさせていただく方は、南東北病院を一代で...
2024年9月27日


皮膚が赤くジクジクした巨大頸部リンパ節再発へ再照射(動注陽子線)、祝5年経過!
私が5年前から主治医として診療担当させていただいたNさんの経過概略を、以下にお示しいたします。 「私のガン治療がお役に立てるなら幸せです!必要なら何時でもお声がけ下さい!」(原文のまま)と、ご本人の快諾も先日拝受いたしました。 「現病歴」...
2024年6月26日


肝細胞がんの炭素イオン線治療、実はコスパが良い!?
肝細胞がんの治療法の一つである炭素イオン線治療は、国内では300万円あまりの高額な医療費がかかります。ただ、その有効性が証明されたことから、令和4年4月から一部の肝細胞がん(長径4cm以上)で保険適応となりました。 そして、今回ご紹介するのは、以前から保険適応となっている標...
2024年6月25日


右目が飛び出そうな腫瘍も5年以上局所制御:動注化学陽子線治療の自験例
私が陽子線治療を実臨床で始めたばかりの頃に担当させていただいた女性患者さん(ここではAさんとします)の臨床経験について、ブログでご紹介させていただきます(旦那様からご承諾済)。 初診時のAさんは、つばが広い黒の バケットハット(帽子)を深くかぶり...
2024年2月11日


姑息照射って単語、いまだに使ってますか?
2013年9月に「姑息照射って表現、消えてほしいな~」というタイトルのブログを書いたことがあります。 http://mccradonc.blog.fc2.com/blog-entry-53.html あれから10年が経ちました。...
2023年9月8日


立位CTは緩和照射の救世主!?
先日のブログ『「緩和照射できません」失笑の放射線治療の会に失望』に対して、知人の放射線腫瘍医の方々から、SNSでいくつかアドバイスやコメント、励ましの言葉などをいただきました。ありがとうございました。具体的には「鎮静して照射は何度もやってます」とか、「プロポフォールでの全麻...
2023年9月5日


「緩和照射できません」失笑の放射線治療の会に失望
本日夕方、某地方の放射線治療懇話会にオンラインで参加しました。特別企画が「多職種で考える緩和的放射線治療」という興味深いテーマだったのと、特別講演をされる先生のお話を聴講したかったこともありまして。 土曜午後の診療直後でしたが、(時間通りに業務終了したので)無事に聴講できま...
2023年9月2日


勇気と覚悟:化学陽子線治療数年後の感謝状
私は、2年半ほど前にくりにっくを開業しましたが、現在も前所属の陽子線治療施設さんで非常勤診療を行っています。先日、数年前に主治医として陽子線治療を担当した患者さんの奥様から、お手紙をいただきました。 その患者さんは高齢で、心臓疾患や肺・代謝系の病気を抱えており、紹介元の大...
2023年8月4日


くりにっく初の市民公開講座
7月10日夜7時から、くりにっく初の仙台市民公開講座を行いました。場所は、レストラン・ファッション・食品・生活雑貨などバラエティ豊かな店舗が集積する商業施設である泉パークタウン タピオ。 「誰でも先生、誰でも生徒 自分の持つ「知」をみんなで分かつコミュニティ」というコンセプ...
2023年7月12日


在宅医療と緩和的放射線治療 ~1回照射の啓蒙に向けて~
6月24~25日の2日間、第5回日本在宅医療連合学会学術大会が新潟の朱鷺メッセで開催されます。初日(本日)朝8時からのシンポジウム3 「病院主治医との二人主治医制の勧め」で、私も表題の講演発表をさせていただきました。 https://site2.convention.co....
2023年6月24日


「常勤」は良質の放射線治療を担保するか?
最近、私の大学時代の同級生(首都圏の某病院の副院長)から、「がん拠点病院を継続したいのだけれど、常勤の放射線治療医が退職して困っている。誰かいませんか?」という連絡がありました。 大学時代に同じ釜の飯を食った同級生からの切実な相談なので、私の存じ上げる何名かの首都圏にある有...
2023年4月22日


ほぼ全肝照射1回で肝臓痛(と生存率)改善
久しぶりに放射線治療の研究報告をブログで紹介いたします。 肝臓全体に広がったがんの痛みは、医療用の麻薬鎮痛剤ですら効果が出ない厄介な症状であることがしばしばあります。 そんな患者さんたちに対して、ほぼ肝臓全体へ1回だけ放射線治療をしたら、半数以上で痛みが楽になり、(吐き気以...
2023年3月30日


「旧優生保護法による優生手術”など→放射線照射”を受けた方へ」周知協力
『昭和23年9月11日〜平成8年9月25日までの間に、旧優生保護法により生殖を不能にする優生手術または放射線照射を受けた方で、現在生存されている方を対象に、法に基づき一時金320万円(一律)を支給いたします。 請求期限:令和6年4月23日(つまりあと1年ちょっと)...
2023年3月18日


光免疫とBNCT:類似点多い「第5のがん治療法」
光免疫療法と、放射線治療の一つであるBNCT(Boron Neutron Capture Therapy:ホウ素中性子捕捉療法)。昨今のメディア報道などで「夢の治療」などと注目を集める2つのがん治療法ですが、実はいろいろな点で類似点が多いです。...
2022年12月27日


リンパ浮腫の現状について
日本におけるリンパ浮腫患者数の詳細な統計データは確認できる限りまだありませんが、手術や放射線治療後などがん治療関連が最多とされます(厚生労働省後援2020年度第1回新リンパ浮腫研修テキストより抜粋引用)。 日本乳癌学会北村班の多施設実態調査では、国内における乳がん術後の影響...
2022年9月6日
日本緩和医療学会第33回教育セミナー:くりにっく診療に関連し気になった点など
本日、オンラインで日本緩和医療学会第33回教育セミナーに参加しました。全部で以下の7講演と多岐にわたる内容でした。 ①進行がん患者の体温上昇や感染への対応:小田切拓也氏(小牧市民病院 緩和ケア科) ②事例から学ぶオピオイド鎮痛薬の選択:石木寛人氏(国立がん研究センター中央病...
2022年6月12日
コータックに期待はしてます:「免疫療法を超えるがん治療革命」読書感想 小川恭弘著 光文社
最近、一部で話題になっている放射線治療の増感剤コータック(KORTUC)。著者であり放射線腫瘍医であるコータック開発者の高知大学名誉教授小川泰弘先生のご発表やご講演は、学会などで私も拝聴したことがあります。先日は、がん医療情報にとても詳しい私のお知り合いの方から「コータック...
2022年2月26日

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