2023年8月8日活動報告2023くりにっくホームページ開設2周年2021年8月8日、がんコーディネートくりにっくのホームページを開設してから、おかげさまで2年が経ちました。 開業してから2年半、基本スタンスは全く変わっていません。しかし、運用スタイルや料金設定では、利用者様たちのご意見(たくさんの苦情や困惑をもちろん含む)はもちろんのこ...
2023年8月4日放射線治療勇気と覚悟:化学陽子線治療数年後の感謝状私は、2年半ほど前にくりにっくを開業しましたが、現在も前所属の陽子線治療施設さんで非常勤診療を行っています。先日、数年前に主治医として陽子線治療を担当した患者さんの奥様から、お手紙をいただきました。 その患者さんは高齢で、心臓疾患や肺・代謝系の病気を抱えており、紹介元の大学...
2023年7月25日活動報告2023ぶどうの木写真展「彩」すい臓がん患者家族サロン開催「ぶどうの木」は宮城県を中心に活動している、すい臓がん患者さんやご家族・知人、ご遺族が集まって自由に情報交換やおしゃべりをするサロンです。 https://site-budounoki-suizougan.mystrikingly.com/...
2023年5月15日読書感想潜在意識の中に病気克服のヒント「現役医師が熱く語る がん患者を支える催眠療法」萩原優著 太陽出版12年の時を経て、がんの催眠療法にほぼ特化した内容となった書籍「現役医師が熱く語る がん患者を支える催眠療法」が、私の要望をきっかけにめでたく出版されました。 実は2010年に「がんの催眠療法」という書籍が出版されていたのですが、残念ながら絶版となってしまいました(Amaz...
2023年3月17日がん診療『がん患者を支える催眠療法』出版記念☆対談&献本御礼昨夜、「がん患者を支える催眠療法:現役医師が熱く語る」の新刊出版記念として、著者の萩原優医師(横浜のイーハトーヴクリニック院長)からご指名いただき、Facebook Liveでの対談の機会をいただきました。 対談の相手に私をご指名いただいた理由ですが、私が何度かセミナーを学...
2023年1月31日読書感想「がんでも長生き 心のメソッド」 保坂隆+今淵恵子著 マガジンハウス社約7年前(2016年1月)に初版で、東海大学医学部精神科元教授で現在は都内で保坂サイコオンコロジー・クリニックをご開業されている保坂隆先生(執筆時は聖路加国際病院精神腫瘍科ご所属)と、炎症性乳がんステージ4(肝転移、多発リンパ節転移)で当時1年ほど療養されていたコピーライタ...
2022年12月16日読書感想望外の示唆多数「余命一年の宣告から六年を経過して ある臨床心理学者の自己治癒的がん体験記」 山中寛著 金剛出版山中寛さんはスポーツカウンセラーとしてシドニーオリンピック野球日本代表にまで帯同されたこともあった方だそうです。残念ながら今から6年以上前、書籍初版を発刊した2016年5月より前の 同年3月22日に大腸がんでご逝去されたと伺いました。...
2022年12月8日がん診療「がん」を「ポン」と言い換えるか否か今朝、私が地元仙台でモーニングセミナー講話を担当させていただいた際に、参加者の方から『がんでなく、ポンと言ったほうがよい』という話題提供があり、少し盛り上がりました。 『「がん」という言葉は重たいから、「ポン」に言い換えると、笑えるし、気持ちも楽になるよね』とのこと。桜井さ...
2022年11月4日読書感想患者の声は届いているか? <いのち>とがん 患者となって考えたこと 坂井律子著 岩波新書著者の坂井律子さんはNHKで教育、福祉、医療の番組を手がけられたテレビディレクターでした。残念ながら2018年11月26日、坂井さんはすい臓がんで亡くなられたそうです。この書籍は初版が2019年2月なので、ご自身が書籍を手にすることはできなかったのかもしれません。...