リキッドバイオプシー
リキッドバイオプシーとは
血中のがん細胞(循環腫瘍細胞、CTC:circulating tumor cell)や、がん細胞の死滅によって血中に放出される遺伝子断片(セルフリーDNA、cfDNA:Cell-free DNA)を調べる検査です。体に負担をかけずに、採血だけの検査で、がんの診断や治療効果のモニタリングが可能です。
CTCもcfDNAも、採血直後から血液の劣化が進み、2日経過すると厳格に保存しても「まともな結果が出ない」
と報告されており、当くりにっくでは国内の研究施設の検査を採用しました。
特に日本遺伝子研究所は、地元仙台にあるCTC検査の国内最高峰研究機関であり、地の利を活かして
採血後24時間以内(可能なら当日のうち)に研究所へ迅速に血液検体をお届けいたします。
リキッドバイオプシー検査 よくあるご質問と当くりにっくの回答や見解
くりにっくブログにまとめました。https://www.ccc8jin.life/post/20240324
CTC検査:日本遺伝子研究所
2014年から2023年まで国公立大学、私立大学、国研機関および病院施設と共同研究を実施した
「唯一無二」のmicro流路CTCを採用(クローズド特許取得)。
血中循環がん細胞、さらに上皮間葉転換した可能性あるがん細胞の両者を、
最も検出感度が優れているとされている方法を用いて高い精度で検出。
(日本遺伝子研究所HP「研究支援サービス:血中循環腫瘍細胞(CTC)測定」より引用)
マイクロCTC検査:セルクラウド社
がんの世界有数の研究治療施設である米国の『MDアンダーソンがんセンター』が開発した
CTC検査の特殊抗体である『CSV:細胞表面ビメンチン抗体』の世界独占利用権を獲得した
独自検査手法により、血中に漏れ出して循環しているがん細胞の中でも、上皮間葉転換した
悪性度の高い間葉系がん細胞だけを高い精度で検出。
(セルクラウド社HP「マイクロCTC検査」より引用)
セルフリーDNA検査:日本遺伝子研究所