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院長のブログ 下の各画像をクリックして、ブログ全文をご覧ください


くりにっく初の市民公開講座
7月10日夜7時から、くりにっく初の仙台市民公開講座を行いました。場所は、レストラン・ファッション・食品・生活雑貨などバラエティ豊かな店舗が集積する商業施設である泉パークタウン タピオ。 「誰でも先生、誰でも生徒 自分の持つ「知」をみんなで分かつコミュニティ」というコンセプ...
2023年7月12日


在宅医療と緩和的放射線治療 ~1回照射の啓蒙に向けて~
6月24~25日の2日間、第5回日本在宅医療連合学会学術大会が新潟の朱鷺メッセで開催されます。初日(本日)朝8時からのシンポジウム3 「病院主治医との二人主治医制の勧め」で、私も表題の講演発表をさせていただきました。 https://site2.convention.co....
2023年6月24日
「がんステージⅣ克服 「転移」「再発」「余命告知」からの回復記録」 杉浦貴之編著 ユサブル
登場する8名(ほぼ)全員がステージIVであるがん患者さんたちの記録集というのは、書籍としては国内初ではないでしょうか? ちなみに(ほぼ)と書いたのは、事実上のステージIVである全身血液がんの成人T細胞白血病の方がいらっしゃったり、遠隔転移ではない頸部リンパ節転移もステージI...
2023年6月21日


がん診療でも「おすしさいこうかよ」
今月の東洋経済オンラインのライフ「不登校新聞」に、『精神科で10年働く看護師が使う「心をほぐす言葉」どうすれば、子どもの心をゆるくさせられるか』という記事が掲載されていました。 https://onl.sc/8J3Hy3P...
2023年6月19日
潜在意識の中に病気克服のヒント「現役医師が熱く語る がん患者を支える催眠療法」萩原優著 太陽出版
12年の時を経て、がんの催眠療法にほぼ特化した内容となった書籍「現役医師が熱く語る がん患者を支える催眠療法」が、私の要望をきっかけにめでたく出版されました。 実は2010年に「がんの催眠療法」という書籍が出版されていたのですが、残念ながら絶版となってしまいました(Amaz...
2023年5月15日


MDアンダーソンがんセンター開発のマイクロCTC検査を採用
リキッドバイオプシーとは、血中のがん細胞(循環腫瘍細胞、CTC:circulating tumor cell)やがん細胞由来の遺伝子(循環腫瘍DNAなど)を調べる検査です。採血だけの検査で、がんの診断や治療効果のモニタリングが、必要なタイミングで繰り返し検査可能です。採取し...
2023年5月7日


在宅がん緩和ケアは生存期間を縮めない
自宅で治療・ケアを受けた進行がん患者(自宅群)と、緩和ケア病棟で治療・ケアを受けた進行がん患者(病棟群)の生存期間に違いがあるか、という興味深い研究が筑波大学さんが中心となり、今月13日に論文報告されました。 https://journals.plos.org/ploson...
2023年4月26日


「常勤」は良質の放射線治療を担保するか?
最近、私の大学時代の同級生(首都圏の某病院の副院長)から、「がん拠点病院を継続したいのだけれど、常勤の放射線治療医が退職して困っている。誰かいませんか?」という連絡がありました。 大学時代に同じ釜の飯を食った同級生からの切実な相談なので、私の存じ上げる何名かの首都圏にある有...
2023年4月22日


がん治療でも注目の腸内フローラ検査を採用
最近よく耳にする「腸内フローラ」、腸内に生息する常在細菌の集合体のことです。人の腸内にはなんと100兆個以上もの細菌が住み着いているそうです。 近年の研究で、腸内フローラが健康や体質だけでなく、心の状態にまで影響を及ぼしていることが解明されつつあります。ご自身の腸内フローラ...
2023年4月8日


「旧優生保護法による優生手術”など→放射線照射”を受けた方へ」周知協力
『昭和23年9月11日〜平成8年9月25日までの間に、旧優生保護法により生殖を不能にする優生手術または放射線照射を受けた方で、現在生存されている方を対象に、法に基づき一時金320万円(一律)を支給いたします。 請求期限:令和6年4月23日(つまりあと1年ちょっと)...
2023年3月18日


『がん患者を支える催眠療法』出版記念☆対談&献本御礼
昨夜、「がん患者を支える催眠療法:現役医師が熱く語る」の新刊出版記念として、著者の萩原優医師(横浜のイーハトーヴクリニック院長)からご指名いただき、Facebook Liveでの対談の機会をいただきました。 対談の相手に私をご指名いただいた理由ですが、私が何度かセミナーを学...
2023年3月17日


サロンが地元企業チャレンジマルシェ出店
来月の3月11日(土)・12日(日)、がんコーディネートくりにっくと業務提携するむくみケアサロンCamomilleが、 仙台市のララガーデン長町で開催される 地元企業チャレンジマルシェに出店することになりました。 院長は所用で12日(日)のみ参加となりますが、仙台市近郊にお...
2023年2月22日


光免疫とBNCT:類似点多い「第5のがん治療法」
光免疫療法と、放射線治療の一つであるBNCT(Boron Neutron Capture Therapy:ホウ素中性子捕捉療法)。昨今のメディア報道などで「夢の治療」などと注目を集める2つのがん治療法ですが、実はいろいろな点で類似点が多いです。...
2022年12月27日
望外の示唆多数「余命一年の宣告から六年を経過して ある臨床心理学者の自己治癒的がん体験記」 山中寛著 金剛出版
山中寛さんはスポーツカウンセラーとしてシドニーオリンピック野球日本代表にまで帯同されたこともあった方だそうです。残念ながら今から6年以上前、書籍初版を発刊した2016年5月より前の 同年3月22日に大腸がんでご逝去されたと伺いました。...
2022年12月16日


「がん」を「ポン」と言い換えるか否か
今朝、私が地元仙台でモーニングセミナー講話を担当させていただいた際に、参加者の方から『がんでなく、ポンと言ったほうがよい』という話題提供があり、少し盛り上がりました。 『「がん」という言葉は重たいから、「ポン」に言い換えると、笑えるし、気持ちも楽になるよね』とのこと。桜井さ...
2022年12月8日


がん保険診療の落とし穴に挑むくりにっく
挑戦的なタイトルですが、ずっと私がやりたいと思っていた仕事の一つです。 まずは昨年、私がアラ還開業に至った理由の概要を、以下の1〜6にお示しいたします。 1.今の日本のがん診療には世界に誇れる(はずの)素晴らしい保険制度が存在する...
2022年12月7日


がん患者さんが藁にもすがる「パワーワード」
パワーワードという言葉、weblio辞書によると『何やら強烈なインパクトがあって強く印象に残る言葉、を指す意味で用いられる表現。力を秘めた言葉。簡潔でキャッチーな文言の中に含蓄もあって心が動かされるような言葉。基本的には肯定的な内容のフレーズを指したが、昨今では内容が肯定的...
2022年11月18日


恥骨外陰リンパ浮腫ケア用品で特許取得の瀧沢さん来仙
本日、岩手県盛岡市(瀧治療院さん)で長年リンパ浮腫の施術などをなさっているリンパ浮腫療法士の瀧沢恵美子さんが私たちのために来仙され、むくみケアサロンCamomilleでいろいろな情報交換をさせていただきました。 というより、経験豊富な瀧沢さんから私たちがいろいろ学ばせていた...
2022年11月16日


患者の声は届いているか? <いのち>とがん 患者となって考えたこと 坂井律子著 岩波新書
著者の坂井律子さんはNHKで教育、福祉、医療の番組を手がけられたテレビディレクターでした。残念ながら2018年11月26日、坂井さんはすい臓がんで亡くなられたそうです。この書籍は初版が2019年2月なので、ご自身が書籍を手にすることはできなかったのかもしれません。...
2022年11月4日


各医療職のクモの巣的な個人事業主ネットワーク構築へ
がんコーディネートくりにっく&むくみケアサロンCamomilleでは、施設の従業員やフリーターでなく頑張った分だけ自分に報酬ある個人事業主の集団、 さまざまな医療職が組織や立場にあまり関係なくゆるゆるとつながった広義の共同経営的な個人事業主ネットワーク、の構築を進めています...
2022年10月26日
本質的なスピリチュアルケアにつながる底しれぬ期待感(2) 「がんの催眠療法」 萩原優著 太陽出版
英語で催眠療法のことをHypnotherapy(ヒプノセラピー)と呼びます。『催眠療法とは、意識の90%以上を占めている潜在意識と、自覚できる顕在意識がつながった状態で行う心理療法です。医師の語りかけにより、患者さんの潜在意識にアプローチすることで、ストレスが生じた根本原因...
2022年10月17日


リンパ浮腫の現状について
日本におけるリンパ浮腫患者数の詳細な統計データは確認できる限りまだありませんが、手術や放射線治療後などがん治療関連が最多とされます(厚生労働省後援2020年度第1回新リンパ浮腫研修テキストより抜粋引用)。 日本乳癌学会北村班の多施設実態調査では、国内における乳がん術後の影響...
2022年9月6日
くりにっくでリンパ浮腫(むくみ)診療開始
くりにっくでは令和4年9月(つまり今月)末頃から、病院でのリンパ浮腫診療に必要な資格を有した看護師さんらと業務提携し、複合的理学療法(スキンケア、用手的リンパドレナージ、圧迫療法、圧迫下での運動療法)と呼ばれる施術を行い、お一人おひとりの生活スタイルに沿ったむくみ(リンパ浮...
2022年9月2日


「治った人 ガンと共に生きた人 それぞれから学んだ ガンが治る人への変わり方」(3) 小澤康敏 著
その3は下巻中心の読書感想文です。 下巻にも裏表紙があり、『あなたのからだは、病が有るか、無いかより、あなたがどんな人で生きるかに最大の関心を持っている』(引用)と書かれていました。またまた攻めましたね、小澤さん!と微笑んでしまいました。...
2022年8月17日

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