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エビデンスは海老の種類?がん告知後の情報迷子にならないために
私の役割は、単に医学知識を解説したり、教えたりすることに留まりません。あふれる情報の中から、何があなたにとっての真実で、何がノイズ(雑音)なのかを戦略的に仕分けし、納得感のある決断を下せるよう、こころの土壌を整えることにあります。いわば『情報のデトックス』を行い、パニックで埋まった頭のメモリを解放してあげる作業です。
一人で抱えきれなくなったら、ここで一度荷物を下ろして整理整頓すればいい。そんな『こころの安全地帯』であることを、キャンサーコンパスクリニックは目指しています。
5 日前


【5周年記念】がん医療に「顧問弁護士」がなぜ必要なのか
仙台の地で 5年、感謝を込めて 2026年3月31日、キャンサーコンパスクリニックは開院5周年を迎えました。仙台という伊達政宗公ゆかりの地で、多くのがん患者さまとともに歩んできたこの5年間。支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。 この節目にあたり、私は当クリニックの役割を、より現代に即した言葉で定義し直しました。それは、がん医療における『顧問弁護士』のような存在になる、ということです。 有事の裁判、平時の顧問 これまで私は、自分たちの役割を『軍師』と呼んできました。政宗公を支えた片倉小十郎のように、戦場全体を俯瞰し、次の一手を共に練る存在です。 これを現代社会に置き換えるなら、まさに『顧問弁護士』という役割がしっくりきます。 想像してみてください。病院で、がん告知を受け、手術や抗がん剤、放射線治療などの治療説明を受ける時の心境を。 それは、自分ではコントロールできない場所で、一方的に裁判の判決を言い渡される瞬間に似ているのではないでしょうか。そこでの主治医は、医学という法律に基づいて正しく判断を下す、腕の良い裁判官のような存在で
4月2日


仙台の老舗雑誌『りらく』りらく掲載&テレビCM出演決定ご報告
2026年3月31日、キャンサーコンパスクリニックの前身「がんコーディネートくりにっく」が仙台で産声を上げてから、ちょうど丸5年を迎えます。
この節目に、まるで記念ギフトのような嬉しい出来事が重なりました。
宮城の大人世代におなじみの情報誌『りらく』4月号(3月28日発行)に、当院のインタビュー記事が見開き1ページで掲載されました。
3月30日


「治される」から「ともに選ぶ」がん治療へ
がん治療は、薬や手術だけで完結するものではありません。
ここで、私はあなたの「軍師」として存在します。
あなたは、ご自身の人生という国を治める、かけがえのない「主君」。いわば、あなた自身の物語の「お殿様」です。
私は、主君であるあなたが納得のいく決断を下せるよう、もてる知恵と知識をすべて注ぎ込み、ともに戦略を練る参謀でありたいのです。
3月19日


【3.11に寄せて】がんと震災 ― 2つの日常の喪失から学んだ『こころの防災』 ―
今回は、キャンサーコンパスクリニックのラジオ放送『希望の和だチャンネル』でお話しした内容を、改めて言葉にまとめました。
震災の現場とがん診療を通して私が学んだ『こころの防災』という考え方について書いてみたいと思います。放送を聴いてくださった方も、そうでない方も、少しだけ耳を(目を)傾けていただければ幸いです。
3月14日


この治療の先に、どんな時間がありますか?
内と外を一致させること。
これは、健康診断の数値を良くすること以上に、人生の最後の一瞬まで自分自身に対して誠実であるための、最強のセルフケアです。
2月20日


「外づら健康法」になっていませんか?
せっかくの新しい季節。 お化粧や服装という外側だけでなく、心の中の衣替えも始めてみませんか? 無理をして良い人を演じるのではなく、内側の自分と仲直りをして、等身大の自分で春を迎える。そんなスタートも素敵だと思います。
あなたは、今年こっそり手放したい「外づら」がありますか?
2月14日


顔の陽子線治療から8年 ― 中国から届いた婚約の吉報
8年前の治療が、一人の女性の「未来」を創った。このことが、私たち医療従事者にとって何よりの喜びです。
医療は、ただ病気を治すだけではありません。一人ひとりの「未来」を創っていくものなのだと、改めて教えていただいた出来事でした。
中国など海外からの医療ツーリズムがより良い形で発展していくために、透明性の高い情報提供、専門性の高い医療通訳の育成、患者さんとご家族が安心して過ごせる滞在環境の整備が必要です。
国境を越えた真の「希望の架け橋」、私が目指す一つのキャンサーコンパスクリニックのあり方です。
1月29日




いのちは確率ではない 〜 1% に 100% をかける〜
前回のクリニックブログ で、仙台エコーライオンズクラブさん新年例会での講演エッセンスをご紹介いたしました。今日は、その講演の時にお伝えしたキーワードの一つ「決断と行動」から、私がとても大切にしている「いのちは確率ではない」という言葉について綴ってみたいと思います。 「余命」という言葉をどう捉えるか みなさんは「余命」宣告に、どんなイメージを持たれるでしょうか。 多くの方は、冷たくて、怖くて、絶望へのカウントダウンが始まるような……そんなイメージを持たれるかもしれません。 しかし、現場でがん患者さんたちと接していると、その受け止め方は本当に人それぞれだと感じます。 「残された時間に気づかせてくれた、人生の再出発だ」と捉える方 「これからは自由時間だ」と軽やかに考える方 「そんなこと考えない」という方 どれが正解ということではなく、人それぞれの「ありかた」があります。 1% は 0% ではない 医療の世界では、よく (5年)生存率という数字が使われます。 例えば、担当医から「生存率 1%」と言われたら、あなたはどう感じますか? 数字だけを見れば、絶望
1月22日


【まずは知る②】「お迎え現象」終末期ケアと東日本大震災
「信じるか、信じないか」の前に、まず「現場ではこういうことが起きている」という事実を、まずは知ること。それが、もしもの時に、ご自身や大切な方が「お迎え」を口にされた際、「おかしくなってしまった」と否定せず、「会いに来てくれたんだね」と共感する優しさにつながるはずです。
死への向き合い方、そしてどう生きるかという問いに、新たな視点をもたらしてくれるはずです。
2025年12月19日


【まずは知る①】「死」のタブーを超えて〜キュブラー・ロス医師の35年
『死ぬ瞬間』の著者として緩和医療の世界で有名なエリザベス・キュブラー・ロス医師。彼女がその後の35年間で辿り着いた「死後の世界」の報告とは。「信じる」のではなく「事実を知る」ことで、死への恐怖は和らぎます。がん専門医が解説する魂のケアについての新シリーズ第1回。
2025年12月11日


誠実さを届ける側の責任 ― 医療者・支援者としての役割【言葉と信頼シリーズ 第4回】
私が大切にしているのは、『伴走する』という姿勢です。治せるかどうかわからなくても、一緒に考え、一緒に悩み、そばにいる。答えを出す人ではなく、一緒に歩く人(伴走者)でありたい。それが、医療者や支援者としての大切な役割なのではないかと思います。
言葉には、人を動かす力があります。励ますことも、傷つけることもできる。希望を与えることも、絶望させることもできる。だからこそ、その力を慎重に、丁寧に使いたい。
· 美しい言葉に酔わないこと
· 誠実な言葉を選ぶ努力を続けること
· 希望の裏側にあるリスクも正面から見つめること
誠実さは、わかりやすさよりも伝わりにくいものです。時間もかかります。「これで治ります」と言い切る方が、はるかにシンプルで、人を惹きつけます。でも、本当の信頼は、そこからは生まれません。本当の信頼は、誠実さの積み重ねからしか生まれない。私はそう信じています。誠実さを持って、丁寧に言葉を選んでいく。それが、私たち医療者や支援者にできることだと思います。
2025年12月5日


チャレンジ大成功!東北乳腺まるごと勉強会 特別講演レポート
10月25日、仙台徳洲会病院で開催された東北乳腺まるごと勉強会(みちのくこまち)で、特別講演を担当しました。
テーマは『むくみや不調に寄り添う乳がん治療後のケア』。
リンパ浮腫の現状、緩和的放射線治療の意義、そして最大の挑戦として『こころとスピリチュアルのケア』についてお話ししました。
医療者がこころに踏み込み、患者さんの生き方をどう支えるか。
講演は大きな反響を呼び、アンケートでは「とても良かった」が7割を超える結果に。
多職種の仲間と語り合うなかで、病気を治すだけではなく、その人の生き方に寄り添う医療の大切さを改めて実感しました。
キャンサーコンパスクリニックは、今後も『からだとこころ』を支える医療を地域から発信していきます。
2025年11月7日

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