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院長のブログ 下の各画像をクリックして、ブログ全文をご覧ください


「動かないで」はもう古い?未来の放射線治療は『優しさ』が基準に
今回のテーマは、「動かないで」はもう古い?未来の放射線治療は『優しさ』が基準に。
現在の放射線治療で患者さんが感じる「苦痛」に焦点を当て、その苦痛をゼロにするための技術的な進歩をご紹介します。
長年、放射線腫瘍医として「苦痛を和らげる治療が、別の苦痛を生んでいるのはおかしい」と向き合ってきた院長のライフワークとも言えるテーマです。
ブログでは、体をベルトで固定する必要がなくなる「体の輪郭を自動で認識する技術」や、横になるのが困難な方でも受けられる「立位での治療」といった、患者さん主体の発想の転換を解説します。
さらに、数分かかる治療がわずか1秒以下で終わるという、注目の革新的な研究技術「FLASH放射線治療」の驚くべき効果(正常組織への障害が極めて少ない)と、実用化への課題まで深く掘り下げます。
技術のための技術ではなく、「常に患者さんの苦痛を少しでも和らげること」こそが大切だと考える私たちと一緒に、希望に満ちた未来の放射線治療室をイメージしてください。
5 日前


クリニックの新しい理念 〜あなたの「希望の方角」へ〜
その人の「希望の方角」を一緒に探していく――そんな医療を、私たちはこれからも大切にしていきます。
今回は、キャンサーコンパスクリニックが掲げる新しい理念と、そこに込めた私たちの想いを、ブログでお伝えしたいと思います。
8月3日


がんと生きる、を考える第一歩 ~Medical DOCさん掲載記念トーク~
がんの告知を受けたとき、人はどんな気持ちになるのでしょうか。そして、その瞬間から、どんなふうに自分の人生を見つめ直していけるのでしょうか。 ■「がん」と診断されたときに、まず大切なこと がんと告げられた瞬間、多くの方が「これからどうしたらいいのか」と不安になります。治療、...
6月28日


新しい全身がん検診「DWIBS」とは?
今回は、がん検診で使われ始めた新しい画像検査「DWIBS(ドゥイブス)」について、全身がん検査の代表格であるPET-CTとの違いを含めて、放射線治療専門医&がん治療認定医の視点から、できるだけやさしくご紹介いたします。みなさんは、「PET-CT」や「全身MRI」といった検査を耳にされたことはありますか?これらは、体の中を詳しく調べて、がんがあるかどうかを確認するための検査です。そして最近、DWIBSという新しい全身MRI検査が注目されています。この検査は、放射線を使わず、体にやさしいことが特長です。今回は、DWIBSのメリットを、従来のPET-CTと比べながら、わかりやすくお伝えしていきます。DWIBSとは「拡散強調MRI(Diffusion-weighted whole-body imaging with background body signal suppression)」の略です。MRIの技術を使って、体全体のがんなどの病変を見つけることができる画像検査です。
6月5日


ロゴマークに込めた想い
このロゴマークには、キャンサーコンパスクリニックの想いと、出会うすべての方への願いを込めています。 ロゴマーク クリニック名の一部である「コンパス」は“羅針盤”を意味し、その中心には無限のマークが描かれています。 それは、「進む道はあなたの中にある」「可能性はどこまでも広...
5月16日


キャンサーコンパスクリニック開院!
新クリニックの場所ですが、仙台市地下鉄東西線の大町西公園駅から徒歩1分くらいで青葉通に面した場所です(画像)。地下鉄仙台駅から国際センターや八木山方面へ2駅なので、新幹線などで遠方から来院される利用者様には、これまでより便利また、クリニックとしての専用駐車場はございませんが、近隣には時間貸駐車場がたくさんあります。
そしてなにより、仙台を代表する観光名所の青葉城址や広瀬川のすぐ近くということで、まわりの雰囲気も落ちついていて気持ちが良いところです。土地の氣を感じるという方のお話によると、大町はとてもすばらしい場所なんだそうです。さすが、伊達政宗公がお城を建てた場所の近くです。
5月2日


開業から5年目を迎えて
今回のブログでは、改めてこの4年間をざっと振り返り、これからの方針や展望などを記録いたします。これまで感じていた医療現場での不満やストレスが少しずつ解消されてきたことは、やりがいそのものです。今年度はさらに「動いてから考える年」にしたいと思います。
4月4日


予告:くりにっく移転と名称変更
今日は大事なご報告をさせていただきます。再来月の4月28日に、開院して4年ほど場所をお借りした現在の仙台市青葉区旭ヶ丘から、同じ仙台市青葉区の大町にクリニックを移転することにいたしました(画像)。 そして、移転と同時に、がんコーディネートくりにっくという現在の名称を、...
2月19日


ハルンカップで叱られた
ハルンカップってごぞんじですか? ハルンとはドイツ語Harnのことで尿(おしっこ)を意味します。つまり尿検査の時に一時的におしっこを貯める容器のこと。普通の使用法はそうです。百均ショップなどではおもしろ擬似検尿コップも販売されているようですが…...
1月25日


みなさんに改めて感謝な新潟でスタート「潜在意識に聴く、ありのままの自分」
今日のお話は、がんコーディネートくりにっくにとって、そしてわたしにとってとても大事な、ただこれまでなかなか第一歩を踏み出せずにいたそんな領域、そんなお話についてはじめてお伝えできることになりました。 実は先週の土曜11月9日午前に、「がんといのちをみつめる、わたしが決...
2024年11月15日


「誰にでもできる」南東北渡邉一夫理事長
今日は、わたしが開業前に勤務していた福島県郡山市にある南東北がん陽子線治療センターで出会った、わたしに今の開業を決意させてくださった方々とのエピソードをご紹介させてください。 最初のエピソードをお伝えさせていただく方は、南東北病院を一代で...
2024年9月27日


くりにっくスタンス(今頃になり)
昨夜9月19日に配信した仁先生の希望の和だチャンネル第4回目(stand.fm)で、がんコーディネートくりにっくのスタンス(理念)についてご紹介しました。で、ブログを改めて見なおしてみると、なんとあろうことか、スタンス(理念)について、まだ書いてませんでした。...
2024年9月20日


くりにっくの想い、本で例えたら
くりにっくをどうして立ち上げたのですか?と、その理由を問われることがあります。がんコーディネートくりにっくって、いったいどんな診療をしているのだろう?と。 私の伝え方の問題もあって、みなさんにうまくお伝えできてないかもしれません。...
2024年8月4日


皮膚が赤くジクジクした巨大頸部リンパ節再発へ再照射(動注陽子線)、祝5年経過!
私が5年前から主治医として診療担当させていただいたNさんの経過概略を、以下にお示しいたします。 「私のガン治療がお役に立てるなら幸せです!必要なら何時でもお声がけ下さい!」(原文のまま)と、ご本人の快諾も先日拝受いたしました。 「現病歴」...
2024年6月26日


肝細胞がんの炭素イオン線治療、実はコスパが良い!?
肝細胞がんの治療法の一つである炭素イオン線治療は、国内では300万円あまりの高額な医療費がかかります。ただ、その有効性が証明されたことから、令和4年4月から一部の肝細胞がん(長径4cm以上)で保険適応となりました。 そして、今回ご紹介するのは、以前から保険適応となっている標...
2024年6月25日


「がんになった看護部長 病と向き合いながら生きる」佐野敬子著 看護の科学新社
著者の佐野敬子さんは、私と同世代の看護師さんで、十数年間、中規模病院の看護部長として、地域の医療連携や患者の入退院支援にかかわってこられました。残念ながら佐野さんは、初版発刊(2024年4月30日)の約2ヶ月前に『この世界での使命を終えて、ひとまず旅立』(旦那さんのあとがき...
2024年5月29日


がん検診の特ダネ情報(2)
前回ブログの続きです。 12.がん検診:他の欠点 がん検診には他にもいくつかの欠点があります。 ・身体への負担:検査によって放射線被ばくなどの身体的な負担が生じることがあります。 ・金銭的な負担:検査や治療にかかる費用が高額であり、財政的な負担を強いられることがあります。...
2024年4月22日


がん検診の特ダネ情報(1)
4月16日夜、くりにっくとして2度目のタピオ館立オープン大学講座を担当しました。今回のテーマは「がん診療ちょっと耳寄り話②がん検診の特ダネ情報」です。 私は長年、放射線科医師として働いてきました。放射線治療が専門ですが、CTやMRIといった画像診断もお手伝いすることがよくあ...
2024年4月21日


リキッドバイオプシー検査 よくあるご質問と当クリニックの回答や見解
リキッドバイオプシーとは、血液などの体液を使って、がん細胞の存在や性質・変化などを調べる技術です。がん組織からの生検よりも患者さんの「侵襲が少なく」、細胞が採取できない患者さんであっても、がんの診断や治療効果を「何度でも確認できる」ことが大きな利点です。もう一つの利点として...
2024年3月24日


患者市民参画の日本リンパ浮腫学会総会印象記
2024年3月16‐17日、埼玉県川越市のウェスタ川越で第7回日本リンパ浮腫学会総会が開催され、初参加してきました。 今回の学会では、できたてほやほやの新しいリンパ浮腫診療ガイドライン2024年版が先行販売されていました。一般販売より数日早いため、まだ誰も手にしていないこと...
2024年3月21日


右目が飛び出そうな腫瘍も5年以上局所制御(その2):偶然にも三回忌の日
前回のブログを投稿後の2月19日に、くりにっくホームページのお問い合わせメールが届きました。 それはAさんの旦那さんから、なんとも驚きな内容のメールでした。 実は、Aさんの投稿をいつかしなければと思いつつ、私がなんとなく気が乗らずにずっと先送りしてしまっていたのです(申...
2024年2月21日


右目が飛び出そうな腫瘍も5年以上局所制御:動注化学陽子線治療の自験例
私が陽子線治療を実臨床で始めたばかりの頃に担当させていただいた女性患者さん(ここではAさんとします)の臨床経験について、ブログでご紹介させていただきます(旦那様からご承諾済)。 初診時のAさんは、つばが広い黒の バケットハット(帽子)を深くかぶり...
2024年2月11日


「すい臓がん患者と家族の写真展」ミヤテレ特集放映
すい臓がんと向き合う「イメージを変えたい」患者と家族の写真展が、仙台市青葉区の仙台市福祉プラザで11月8日まで開催されました。 およそ1ヶ月前にも仙台国際センター駅内で開催され、くりにっくブログ記事でご紹介しました。今回はその第2弾でした。...
2023年11月9日


姑息照射って単語、いまだに使ってますか?
2013年9月に「姑息照射って表現、消えてほしいな~」というタイトルのブログを書いたことがあります。 http://mccradonc.blog.fc2.com/blog-entry-53.html あれから10年が経ちました。...
2023年9月8日

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