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いのちは確率ではない 〜 1% に 100% をかける〜
前回のクリニックブログ で、仙台エコーライオンズクラブさん新年例会での講演エッセンスをご紹介いたしました。今日は、その講演の時にお伝えしたキーワードの一つ「決断と行動」から、私がとても大切にしている「いのちは確率ではない」という言葉について綴ってみたいと思います。 「余命」という言葉をどう捉えるか みなさんは「余命」宣告に、どんなイメージを持たれるでしょうか。 多くの方は、冷たくて、怖くて、絶望へのカウントダウンが始まるような……そんなイメージを持たれるかもしれません。 しかし、現場でがん患者さんたちと接していると、その受け止め方は本当に人それぞれだと感じます。 「残された時間に気づかせてくれた、人生の再出発だ」と捉える方 「これからは自由時間だ」と軽やかに考える方 「そんなこと考えない」という方 どれが正解ということではなく、人それぞれの「ありかた」があります。 1% は 0% ではない 医療の世界では、よく (5年)生存率という数字が使われます。 例えば、担当医から「生存率 1%」と言われたら、あなたはどう感じますか? 数字だけを見れば、絶望
2 日前


【まずは知る②】「お迎え現象」終末期ケアと東日本大震災
「信じるか、信じないか」の前に、まず「現場ではこういうことが起きている」という事実を、まずは知ること。それが、もしもの時に、ご自身や大切な方が「お迎え」を口にされた際、「おかしくなってしまった」と否定せず、「会いに来てくれたんだね」と共感する優しさにつながるはずです。
死への向き合い方、そしてどう生きるかという問いに、新たな視点をもたらしてくれるはずです。
2025年12月19日


誠実さを届ける側の責任 ― 医療者・支援者としての役割【言葉と信頼シリーズ 第4回】
私が大切にしているのは、『伴走する』という姿勢です。治せるかどうかわからなくても、一緒に考え、一緒に悩み、そばにいる。答えを出す人ではなく、一緒に歩く人(伴走者)でありたい。それが、医療者や支援者としての大切な役割なのではないかと思います。
言葉には、人を動かす力があります。励ますことも、傷つけることもできる。希望を与えることも、絶望させることもできる。だからこそ、その力を慎重に、丁寧に使いたい。
· 美しい言葉に酔わないこと
· 誠実な言葉を選ぶ努力を続けること
· 希望の裏側にあるリスクも正面から見つめること
誠実さは、わかりやすさよりも伝わりにくいものです。時間もかかります。「これで治ります」と言い切る方が、はるかにシンプルで、人を惹きつけます。でも、本当の信頼は、そこからは生まれません。本当の信頼は、誠実さの積み重ねからしか生まれない。私はそう信じています。誠実さを持って、丁寧に言葉を選んでいく。それが、私たち医療者や支援者にできることだと思います。
2025年12月5日


ダンスから始まった倫理法人会講話『命の羅針盤』
約3年ぶりに、倫理法人会での講話についてご紹介します。
2021〜2022年に「がんコーディネートくりにっく」として講話を担当して以来、
キャンサーコンパスクリニックとしては初めてのブログです。
きっかけは、今年入会した仙台中央倫理法人会での講話。
そこからご縁が広がり、来月以降はさくら・仙台太白・千賀ノ浦など、
複数の倫理法人会でお話しさせていただく予定です。
テーマは 「『万人幸福の栞』に学ぶ、命の羅針盤」。
がん診療の現場にいる私にとっても、
栞に込められた言葉は患者さんとの対話や人生観を考える上で大切なヒントになります。
本日はちょうどクリニック(旧くりにっく)ホームページ開設4周年。
新たな節目に、これまでのご縁と感謝の気持ちを込めてお届けします。
2025年8月28日

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