top of page
和田仁

今年初のブログ


 2023年、年が明けてから初めてのくりにっくブログです。


 この1ヶ月あまり、個人的なことがいろいろありました。

 


 がんで療養中の山形の義父が昨年暮れから体調不良となりました。いろいろな面で在宅療養が難しい地域でしたが、病院の方々のご協力などもあって年末年始を自宅で過ごすことになりました。そして、とても悲しいのですが、義父はお正月に他界しました。

 ただ、お看取りは地元の病院のベッド上というのが住民ほぼ全員らしいという地域で、さらにコロナ禍で入院看病が強く制限された時期に、親族がほぼ全員お見舞いに顔を見に来ることができ、最期も子供や孫たちに囲まれながら自宅でお看取りができたことは良かったです。在宅がん緩和診療が困難な地方はまだまだたくさんあるようですが、制約がある中でも私たちに何かお役に立てることはないだろうか?と思うところがありました。


 なんと、義父のお看取りをした親族の一人がその翌朝に発熱し、コロナ感染が発覚しました。そして、そこにいた数家族全員が濃厚接触者となり、それぞれ自宅待機となりました。同室にいた一人(私の家族)も数日後に発症し、私たちの待機期間はさらに延びました。二人ともすぐに隔離対応としたため、他の家族は発症することなく(数回行った抗原検査も陰性で)制限解除となりました。義父の告別式はその後に執り行なわれました。


 そして昨年末、近くに住む90歳代の実父が心臓病で緊急入院となりました。救急搬送先の施設で迅速な処置をいただき、なんとか一命を取り止めることができました。私たちのコロナ事情などで入院期間が少し延びてしまいましたが無事に退院でき、おかげさまで今は元気です。


 1週間ほど前、画像のごとく自宅の老犬が体調不良となりましたが、動物病院さんにも診ていただき、足元がふらつきながらも何とか過ごしています。


 幸か不幸かわかりませんが、くりにっく業務が比較的落ちついていたため、上記のいろいろな対応をすることができました。オンライン診療、やはり便利です。

 


 つい3日前のこと。非常勤診療支援させていただいている病院さんで定期診察をさせていただいている某開業医の奥様から「先生のブログ、娘がファンで、私も見てますよ。去年の『「がん」を「ポン」』の話題、私も同感です。最近、ブログ更新してないですね。」との励ましのお言葉をいただきました。

 なんとなく落ちつかない日々が続いていましたが、引き続きブログを更新していこうと思うきっかけになりました。奥様、ありがとうございました!



PS:以前、このブログでご紹介した故シャムレッフェル・レックスさんの未発表遺稿なのですが、ご家族様と書籍化に向けたお話が進みました。そして、私もお手伝いさせていただけることになりました。



Comments


bottom of page