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支援高等学園の生徒さん達がむくみケアサロンでアルバイト


 学校法人三幸学園 支援学校仙台みらい高等学園芸美コースの生徒さん2名が夏休み期間を利用して、がんコーディネートくりにっく連携施設のむくみケアサロンCamomilleで接客と施術のアルバイトを経験しました。

 7月末から今日(8月30日)まで、とびとびで4日間。学園で学んでこられたフェイシャル・ハンド・フットなどのトリートメントの知識や技術を、毎回数名のお客様(学校の先生や関係者の方々が主)に提供しました。


 画像は、モデルの私が生徒さんからハンドトリートメントの施術を受けているところです。顔にパックをした状態で、

うとうと半覚半睡状態ですっかり心地よくなっていました。担当された生徒さんはいささか緊張の面持ちでしたが、全部で40分ほどの接客と施術はとても優しく丁寧でした。



 今回の夏休みアルバイトですが、きっかけは支援学校仙台みらい高等学園さんで講師をなさっている瀬戸真由美先生からのご提案でした。瀬戸さんは、仙台を中心に複数のがん拠点病院などで患者さんのアピアランスケア活動を精力的に行っていらっしゃる方でもあります。

 アピアランス(外見)ケアとは?『広義では「医学的・整容的・心理社会的支援を用いて、外見の変化を補完し、外見の変化に起因するがん患者の苦痛を軽減するケア」と定義しています。』(国立がん研究センター中央病院HPより引用)


 支援学校 仙台みらい高等学園さんは、軽度の知的障害のある生徒を対象とする特別支援学校高等部です。専門学校との連携による「芸美」「食農」「福祉」「サービス」の4コースで、高等部3年課程の「本科」、さらに専門教育2年課程の「専攻科」をあわせた5年の一貫教育を実施されています。(ホームページの「学園について」から引用)


 今回のアルバイト体験を企画するにあたり、事前にサロンとくりにっくのスタッフ全員で支援学校仙台みらい高等学園さんへご挨拶に伺わせていただきました。校舎はもちろん、寄宿舎や体育館、農園など、とても充実した施設でした。

 校長先生をはじめ、教職員の方々は、熱意と優しさをもって生徒さんたちと接していらっしゃいました。他の企業説明会があった日でご多忙の中を、私たちの見学にまで時間を割いて丁寧な説明をくださりました。この場をお借りして、深く御礼申し上げます。


 今回の生徒さんたちは、本科3年生。いずれ社会人として巣立った時に、私達と同じようにさまざまなハードルを迎えるでしょうが、今回のアルバイト体験が何らかの形で今後活きれば嬉しいです。


 ご提案くださった瀬戸先生、ありがとうございました。



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