• 和田仁

「良くなれば何でもあり」ではありますが


 大学病院やがん拠点病院をはじめとする西洋医学系のお医者さんたちは、診療ガイドラインなどに掲載されたちょっと昔に証明された根拠ある標準的ながん治療をベストと説明し(もちろんこれは基本でとても大事)、承認された保険診療(あるいは臨床試験)以外のがん療法や考え方を否定される方が少なくありません。「標準治療をしないなら、今後うちの科ではあなたを診療しません」と患者さんへ直接お伝えする先生もいらっしゃいます。それって法的には良ろしくないはずなんですが...

 

 一方で、保険外診療系医療者は、かなり根拠不透明な療法を、ある意味ご自身の思い込みを含めた信念でご提案することが稀ならずあります。極端な場合は病院での治療を陰謀とか改ざんとか書籍やネットなどで否定されたりもしますね。お金儲けをしたいという方々もいるとは思いますが、私が学会や研究会などで直接見聞きしている限り、それほど多い印象はありません。

 ここではあえて保険外診療と書きましたが、補完代替療法(CAM)、ホリスティック医療、などさまざまな表現や流派(?)があります。また国内外の歴史ある伝統医療(中医学やアーユルヴェーダなど)、保険診療でも一部認められているような運動・精神・心理療法や、日本だけでもたくさんの主義主張がある食事療法なども含まれ、非常に多岐にわたりますね。


 医療に絶対はなく、絶対に治らないとも、100%治ると(いう気持ちで診療しますが)も言い切れない、と私は思っています。また、医学そのものもいまだに不完全な推論や確率統計の世界の話なので、人それぞれいろいろな意見やいろいろな選択肢があるのは当然だとも思います。

 ただ、いろいろな医療系学会などで発表を拝見拝聴していると、お互いの専門家の主張が平行線でなかなか歩み寄らない状況がずっと続いている感じが強いです。その結果(?)、玉石混交な医療系情報が入り乱れ、一般の方々の口コミなどを含めたネットでの普及・拡散もあり、実際の被害を被ったり困ったりしてしまうのは患者さん自身など利用者さん側です。


 私自身は以上の内容も含めて基本良いとこどりのスタンスで、その方が何らかの形で良くなるのであればいろんな選択肢があっていい、何でもありだと思っています。もちろん、効果不透明な療法や考え方などを手当たり次第に何でもご提案するというわけではありません。決して安くはないお金も関係する部分ですし、一番大事な治療開始が遅れて失った時間を取り戻せなくなってしまった方々も少なからず診療してきたので...ちなみに、今の所うちのくりにっくで物質的な療法を積極的にお取り扱いする予定はございません。

 がんに対して世の中にある様々な療法や考え方、頭から全否定せず、かといって鵜呑みに賛成もせず、なるべく第三者的な立ち位置で色メガネを外した情報収集を心がけていきたいと思っています。 



 また、同じようながんという状態で病院でのベストと評される標準治療を行っても、治っていく方々、そうでない方々がいらっしゃいます。今の科学だけではとても説明できない納得できない身体の治癒力の不思議さを臨床の現場でずっと感じてきました。


 私の思い込みや信念が多分に入ってしまっているかもしれませんが、がんの治癒力に心のあり方というのが大きく影響しているようです。約30年のがん臨床経験を重ねてきましたが、その印象はどんどん強くなっています。そして、過去に同じようなことをご報告されている先人(医師)たちも、やっぱりたくさんいらっしゃいます。さらに最近では、医学者にも説得可能な信頼できる医学論文も諸外国からいろいろ報告されてきました(いつかブログで改めて話題提供したいです)。


 うちのくりにっくでは、そんな人間が自ら持ち備えるであろう、とてつもない潜在能力を引き出せるようなコーディネートやサポートもできればよいなと考えています。


 今回のブログですが、総論的な拙い文章でうまくお伝えしきれていないかもしれません。それぞれについて、もう少し具体的な(わかりやすい?)内容は、改めて別のブログなどの形でお伝えさせていただければと思っています。



PS:くりにっくのバッジをサンプルでプレゼントしていただきました。ドリームクラフトの田畑社長、ありがとうございました!ドリームクラフトさんはプロ野球楽天ゴールデンイーグルスのヘルメット型自動販売機の装飾なども手掛けていらっしゃいます。


 私のブログですが、タイトルと全然関係ない写真を出すことが時々あります。ご容赦いただければ幸いです。