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誠実さを届ける側の責任 ― 医療者・支援者としての役割【言葉と信頼シリーズ 第4回】
私が大切にしているのは、『伴走する』という姿勢です。治せるかどうかわからなくても、一緒に考え、一緒に悩み、そばにいる。答えを出す人ではなく、一緒に歩く人(伴走者)でありたい。それが、医療者や支援者としての大切な役割なのではないかと思います。
言葉には、人を動かす力があります。励ますことも、傷つけることもできる。希望を与えることも、絶望させることもできる。だからこそ、その力を慎重に、丁寧に使いたい。
· 美しい言葉に酔わないこと
· 誠実な言葉を選ぶ努力を続けること
· 希望の裏側にあるリスクも正面から見つめること
誠実さは、わかりやすさよりも伝わりにくいものです。時間もかかります。「これで治ります」と言い切る方が、はるかにシンプルで、人を惹きつけます。でも、本当の信頼は、そこからは生まれません。本当の信頼は、誠実さの積み重ねからしか生まれない。私はそう信じています。誠実さを持って、丁寧に言葉を選んでいく。それが、私たち医療者や支援者にできることだと思います。
2025年12月5日


情報の海で溺れないために:実践編【言葉と信頼シリーズ 第3回】
インターネットにあふれる健康・医療情報。その真偽を見分けるのは専門家でも難しい時代です。第3回では、情報過多の時代を生き抜くための「調べる力」と「判断する力」を解説します。
情報源の信頼性を測るため、以下の4つの具体的なチェックポイントを確認する習慣をつけていただきたいと思います。
・「誰が発信」しているのか
・「何を売ろうとしているか」
・「いつの情報か」
・「どこで発表されたか」
特に、感情を揺さぶる「バズる情報」は、正確さとは別物であることに注意が必要です。
また、判断に迷い、不安になったときにどうすればいいか?
・複数の専門家に聞く
・信頼できる医療機関に相談する
・「今は決めない」という選択肢
―という3つの行動の選択肢をご提案します。
完璧な判断はできなくても、「立ち止まる力」を持つことが、あなた自身を守る最良の方法です。ぜひ、この実践的な知恵を身につけてください。
2025年11月30日


資格と信頼のあいだ ― 曖昧さを怖れず、誠実に伝える【言葉と信頼シリーズ 第1回】
誠実さは、わかりやすさよりも伝わりにくいものです。
「これで治ります」という言葉のほうが、はるかにシンプルで魅力的に聞こえます。
けれど、時間をかけて信頼に変わるのは、誠実さのほうです。
私たち医療者は、資格や肩書きに甘えることなく、一つひとつの言葉に責任を持ち、誠実に伝え続けたいと思います。
そして、情報を受け取る側のみなさんには、誠実な曖昧さを怖れる必要はない、むしろ、あなたを尊重している証である、ということを知っていてほしいのです。
2025年11月14日

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