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AI時代だからこそ、血の通う医療を届けたい 〜効率化の先にある、医師にしかできない「割に合わない時間」の価値〜
先日、ある若手の放射線腫瘍医がこんなことを心配していました。 「今後、生成AIが発展して治療計画の自動化などが進歩したら、僕たち放射線腫瘍医の立場ってやばくないですか?」 たしかに、AIの進歩はすごいスピードです。画像から腫瘍を自動で認識し、数分で最適な治療計画を作り上げる。そんな時代がもう目の前にあります。私たちが何時間もかけてやってきた仕事が、AIに置き換わっていく。その不安、私もよく分かります。 でも、私は彼にこう返答しました。 「治療計画だけしたい方々にはやばいかもですが、放射線腫瘍医にとっては良いことだと思います。」 1. AIが奪うのは「仕事」ではなく「時間の制約」 これまで私たち医師は、膨大な時間を治療計画や書類作成などに使ってきました。 以下、医師が時間を奪われていた従来業務の一例です。 午前中に外来予約診察患者さんがたくさんいるなか、当日の飛び入り新患も入り、お昼休みもろくにとれないまま、その日までに準備しなければならない放射線治療計画を、夕方の会議の時間に間に合うように限られた時間で作成。 外来患者さんと話せるのは、わずか
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10月30日
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