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本質的なスピリチュアルケアに぀ながる底しれぬ期埅感 「がんの催眠療法」 萩原優著 倪陜出版

 萩原先生は、私が孊んだヒプノセラピヌ催眠療法のお垫匠さんで、倧孊病院で長く倖科医や緩和ケアなどの蚺療実瞟がある医垫です。珟圚は暪浜でヒプノセラピヌを䞻ずした自由蚺療クリニックむヌハトヌノクリニックの院長をなさっおいたす。

 月のブログでケリヌタヌナヌさんの和蚳曞籍「がんが自然に治る生き方」の読曞感想文を曞いた時、最埌に觊れたヒプノセラピヌ催眠療法で日本の医垫ずしおおそらく第䞀人者的な存圚の先生です。


 読曞感想文の前に、萩原先生の曞籍に出䌚いセミナヌを受講するたでの経緯を簡単に蚘させおいただきたす。



 以前のブログでも少し曞きたしたが、私はがん緩和ケアにおけるスピリチュアルケアで「死生芳」ずいう重芁な郚分に぀いお、日本緩和医療孊䌚や日本死の臚床研究䌚などの專門医孊系孊術倧䌚や孊術論文をざっず芋聞きしおも、がん蚺療に関連する䞀郚の心理系曞籍を読んだりセミナヌなどに参加しおも、なにか自分の䞭で腑に萜ちる所がないずいうか、よくわからない所が長幎ずっずありたした。

 キリスト教やむスラム教や仏教他、様々な新興宗教など、宗教関係者でないず觊れられない深入りできないブラックボックス的な郚分が「死生芳」にはあるような感じがずっず続いおいたした。しかも、それら宗教も自分たちだけが救われお異端宗教や無宗教の人たちは救われないずいう教矩に぀いおもずっず違和感がありたした。私が宗教をきちんず孊んでいないからかもしれたせんが 。


 繰り返しになりたすが、先ほど玹介したようにケリヌタヌナヌさん曞籍の項目リストにある「自分の魂ず深く぀ながる」の郚分もよくわかりたせんでした。欧米人のようにキリスト教をベヌスにある方々ならわかる「特殊な」項目なのかくらいの感芚でした。

 アメリカの心理瀟䌚腫瘍孊の暩嚁カヌル・サむモントン博士が開発したがん患者ずそれを支える人々のための癒しのプログラムずされる有名なサむモントン療法のむンタヌンプログラムを受講しおも、メンタルケアずしおは倧倉有甚な療法ずいう印象はありたしたがブログラム内にある「死生芳」「叡智」の郚分は、よくわかりたせんでした。回しか参加しおいないからかもしれたせんが 。サむモントン療法に぀いおもちらっずだけ以前のブログでご玹介しおいたすが、いずれ別の機䌚でブログにしたいず思っおいたす。

 マむンドフルネスにしおも、瞑想にしおも、気功などにしおも、「心」の安定には良さそうなのだけれど、死んでも倧䞈倫的な「死生芳」や「魂」を信じるかどうかは人それぞれの郚分は私にはよくわからない所が根匷くありたした。定期的にきちんず実践しおいないからかもしれたせんが 


 そんな時䞖の䞭がコロナ犍で倧隒ぎする少し前、なにがきっかけだったかよく芚えおないのですが、自分の意識の奥底朜圚意識、無意識に觊れお「生死」を含めたいろいろな芋えない郚分を䜓感するこずができるかもしれないずいうヒプノセラピヌ催眠療法ずいうものがあるこずを知りたした。

 ただ、ヒプノセラピヌも、゚ビデンスが蓄積され粟神科領域では保険収茉もされおいるメンタルケア的な療法だけでなく、占いや霊感商法たがいのスピ系的な雰囲気満茉な斜術者も少なくなさそうで、どこで情報を埗ようか䜓隓しようかず思案したした。

 医垫免蚱を取埗しおいる方であっおも個性的な怪しげな埡仁が少なからずいらっしゃるこずは、医療業界に長幎かかわっおいろいろ芋聞きしおきたので、ずりあえず䞀床はこれから孊ぶ方に盎接お䌚いしおから決めようず思っおいたした。自分も含めお、医療業界は「個性的な」埡仁がずおも倚いかもしれたせん。


 そしお拝読したのが、がん蚺療を倧孊病院で幎䜙りなさっおきたずいう萩原先生の曞籍「がんの催眠療法」でした。他の方の曞籍にもいく぀か目を通したしたが、がんに特化した曞籍はこれだけでした。

 この本は萩原先生の凊女䜜だそうですが、私が臚床で感じおきたこずず同じようなこずをたくさん蚘されおいお、曞籍の第章に蚘されおいる他の補完代替医療系療法のご玹介は別ずしお蚘茉内容にかなり共感を芚えたした。


 それでも疑い深い私は、萩原先生ご本人にご連絡しおどのような方か知りたくお盎接クリニックぞご挚拶ず芋孊に䌺わせおいただきたした今曎ですが、萩原先生ごめんなさい。さらに、定期的に開催されおいたクリニックでのミニセミナヌぞたたたた私が新癟合ヶ䞘総合病院で蚺療支揎した日の倜に開催されるものがあったので、慣れない郜䌚の路線バスを䜿っお足を運び参加させおいただきたした。

 そこでの萩原先生ご本人のお話や雰囲気が私には違和感なかったので、ヒプノセラピヌはこの先生のずころで孊ばせおいただこうず決めたした。


 しかしほどなくしお䞖の䞭がコロナ犍ずなり、珟地でのセミナヌ開催が困難ずなっおしたいたした。そしおご存じの通り、䞖の䞭がいやおうなしにオンラむンで察応しなければならなくなりたした。その結果萩原先生のヒプノセラピヌセミナヌもオンラむン察応ずなりたした。個人的には暪浜に定期的に通うこずなく、自宅やくりにっくで孊ぶこずができるこずずなり、心にも身䜓にもフトコロにも優しい環境で、幎近くかけおおよそ䞀通りのヒプノセラピヌを孊ぶこずができたのはありがたかったです笑。

 長幎ヒプノセラピストずしお倚くのセッションをなさっおきた方々にずっおは、オンラむンではなく察面でのセッションのほうが望たしいずいう意芋もありたしょう。しかし、セッション垌望されるのは女性がずおも倚いため、男性のセラピストがクラむアントさんず密宀で人きりで数時間斜術するずいうのは医療同様にいろいろな難しさを䌎いたす。男性のクラむアントさんも朜圚的にはたくさんいるず同性の私は確信しおいたすが、同性であっおもオンラむンセッションは受ける気楜さがありそうです。個人的には男性のクラむアントさんがもっず増えおいくこずを課題にしおいたす。


 

 セラピストずしおの実瞟がただただこれからの私が曞くのもなんですが、がん蚺療ずしおのヒプノセラピヌはただただこれからの珟状です。


 実は昚日、蚳あっお垫匠の萩原先生ずずもに、新しい医療スタむルの斜蚭が蚈画されおいる宮城県気仙沌垂ぞ蚪問しおきたした。移動の車䞭で萩原先生から、私がSNSなどでもっずアピヌルしおモニタヌさんを募ったりしながらセラピストの経隓を積むようご指南いただきたした。私自身、がん蚺療にこだわりすぎおいた郚分はあり、少し門戞を広げさせおいただいたほうが良いかなず垰路の車䞭で反省し぀぀、萩原先生らを仙台駅ぞお送りしたした。

 気仙沌のお話は具䜓的な内容をただ公開できないのですが、写真のように景芳良い気仙沌枯近くに建築䞭で、早ければ今幎䞭にオヌプンずのこず。かなり興味深いお話をいろいろ䌺えたした。もしかするず私も䜕らかのお手䌝いをさせおいただけるかもしれたせん。気仙沌、サメやマンボりなど珍しい魚介類が豊富で、仙台からほが無料高速道路も盎通で1.5時間くらいの車移動が可胜ずなった、震灜埩興が少しず぀進む枯町です。楜しみが䞀぀増えたした。



 やっぱり前フリが長くなっおしたいたした。肝心の読曞感想文はそので 





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「がんステヌゞⅣ克服 「転移」「再発」「䜙呜告知」からの回埩蚘録」 杉浊貎之線著 ナサブル

登堎する8名ほが党員がステヌゞIVであるがん患者さんたちの蚘録集ずいうのは、曞籍ずしおは囜内初ではないでしょうか ちなみにほがず曞いたのは、事実䞊のステヌゞIVである党身血液がんの成人T现胞癜血病の方がいらっしゃったり、遠隔転移ではない頞郚リンパ節転移もステヌゞIVずなる䞭咜頭がんの方がいらっしゃったり、初回治療時はステヌゞIVでなく経過芳察䞭に再発ステヌゞIVずなっおしたった方がいらっ

朜圚意識の䞭に病気克服のヒント「珟圹医垫が熱く語る がん患者を支える催眠療法」萩原優著 倪陜出版

12幎の時を経お、がんの催眠療法にほが特化した内容ずなった曞籍「珟圹医垫が熱く語る がん患者を支える催眠療法」が、私の芁望をきっかけにめでたく出版されたした。 実は2010幎に「がんの催眠療法」ずいう曞籍が出版されおいたのですが、残念ながら絶版ずなっおしたいたしたAmazonなどで䞭叀本は手に入りたす。今回の新刊曞籍は、知識経隓ずもに曎にパワヌアップされた萩原先生のクリニックでの臚床実瞟を远加

「がんでも長生き 心のメ゜ッド」 保坂隆今淵恵子著 マガゞンハりス瀟

箄7幎前2016幎1月に初版で、東海倧孊医孊郚粟神科元教授で珟圚は郜内で保坂サむコオンコロゞヌ・クリニックをご開業されおいる保坂隆先生執筆時は聖路加囜際病院粟神腫瘍科ご所属ず、炎症性乳がんステヌゞ肝転移、倚発リンパ節転移で圓時幎ほど療逊されおいたコピヌラむタヌの今淵恵子さんの察談圢匏による、がん患者さんや身内の方々の心のケアに圹立぀内容がたくさん蚘されおいる曞籍です。 曞籍のたえが

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