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和田仁

くりにっく初談話会の御礼とおわび


 昨日の10月24日、福島県新地町で開催されたくりにっく初の談話会、コロナ禍でいろいろな制限のなか、無事に開催できました。

 主催の株式会社ハウスコンシェルジュ東京QLクラブ代表の高橋和彦さま、会場をお貸しくださったホテルグラード新地関係者の方々、前日入りしてくださり様々なお手伝いをいただいた方々、そして遠くは仙台、いわき、郡山、そしてなんと千葉県からいらっしゃった総勢30名ほどのご参加の皆様、改めて御礼申し上げます。


 予定では、午前の第一部にホテルのラウンジで1時間の談話会とマスクしながら軽いストレッチ体操、(ご時世を鑑み原則黙食で)ランチ後に再びラウンジに移動して質疑応答、でした。私、これまでの医学系講演や市民公開講座(その他に学生講義など)では、(学術系)スライドを使いながらお話をしてばかりいました。しかし今回は、独立開業して初ということで、少し勇気を出して談話会もスライドなし原稿なしでチャレンジをしてみようとのぞみました。

 とはいえ、さすがに事前に目次のようなざっくりしたアウトラインは考えておりました。最初に自己紹介を兼ねて(先日の日本放射線腫瘍学会市民公開講座でも紹介されていたような)世界を見渡しても2地域しかない南東北地方の最先端な高精度放射線治療装置クラスター群の周知と宣伝、次はくりにっくの理念や立ち上げのきっかけ話や診療内容についてなど、小休止として聴講されるみなさま(と私)の心身疲労回復を兼ねて地元の体操教士である愛さんのストレッチのような呼吸法のような身体に良さそうな体操を入れて、談話に戻って南東北病院がんサロンでもさせていただいてきたような「がんと心のあり方」のお話をメインイベントでお伝え、といった感じで。


 ところが、(私の癖もあり)最初の自己紹介でうっかり脱線話を繰り返してしまい、近くのスタッフさんから談話会途中に時計を2つも目の前に置かれ(、巻きを入れろと暗に訴えられ)たにもかかわらず、気づけば自己紹介と南東北地方のクラスター装置やくりにっくの宣伝で大半の時間を費やしてしまい、体操が終わったときには予定時間をすでに超過してしまっていました。

 とはいえ、さすがにこれで終わるにはあまりに中途半端だったので、無理をいって10分延長いただいたのですが、それでも一番大事にお話をしたかった「がんと心のあり方」を早口言葉で概要だけ超駆け足にお伝えする羽目になってしまいました。ご参加の皆様、申し訳ございませんでした。


 そしてランチタイムも原則黙食で、場所を移動しての質疑応答予定だったのですが、移動中に多くの方々とのご挨拶が始まってしまうと、なんとなくそこで個別相談を含めた中途半端な質疑応答時間になってしまいました。そこそこ時間がかかってしまったがために、なんとなく三々五々にご帰宅される方が増えてしまい、みんなで集まっての質疑応答(や実はそこで「心のあり方」の穴埋め)が事実上できませんでした。ご参加の皆様、申し訳ございませんでした。


 「聞けて良かったです」とのリップサービスは数名からいただいたものの、多くのご参加のみなさまが感じたであろう消化不良的な(くりにっくの宣伝しかできなかったかも的な)終わり方になってしまった申し訳なさと、時間配分がうまくいかなかった自分の不完全燃焼感で、疲労感たっぷりの仙台移動となり、帰宅後は夕飯も食べずに爆睡でした。

 次回がありましたら、今回の課題や反省を活かせるよう臨みますので、可能でしたらまたご参加ください。



 画像は当日朝に(くりにっくホームページのトップページ用画像を兼ね)すぐそばの新地町の海岸で撮像した朝陽です。雄大な水平線からの朝陽が拝められる、全国にもなかなかない立地である場所から、幸運にも晴天に恵まれ、オレンジ色のお日さまが撮影できました。

 朝陽から海を照らして近づいてくる元気な光の波。このブログをご覧頂いたみなさまにも、たくさんの幸運の光が差し込みますようお祈り申し上げます。




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